あとりえ天山 2月の和花の誕生花一覧

日本の誕生花カード 365+1



日本のご皇族の女性おひとりおひとりに用いられている花の紋章。
中でも皇后美智子様の白樺のお印がよく知られている、
このご皇室の「お印」制度にならって、
あなたも生まれ日の美しい「誕生花」を
ご自分の象徴としてお持ちになるのはいかがでしょうか?

お誕生花は、日本原種、日本在来種を中心として
その季節に合った名花を厳選致しております。


お誕生日の贈り物として。また、出産や長寿のお祝いや、
ご夫婦が誕生した結婚記念日に
お二人の誕生花をセットにしてお届けすることも可能です。

全てのカードに、その品質と価値とを証明する天山印を押印。
洗練されたデザインはもちろん、日本美術院の天山画伯です。
誕生花のお花についての解説と、花言葉を記したカードを添えてお届けします。

2月 /  3月 /  4月 /  5月 /  6月 /  7月 /  8月 /  9月 /  10月 /  11月







12月の日本の誕生花カード一覧




12月1日の誕生花

【寒菊/かんぎく】
花言葉:日が昇る

小輪で黄花品種。健気にも寒さ厳しきはじめの頃に黄咲いて元気印を見せてくれるのです。本当に貴重な冬の花。愛しささえ感じさせます。黄花種の菊は寒さをものともしない種が多いようです。


12月2日の誕生花

【白式部/しろしきぶ】
花言葉:純なる心

小紫より実は少ないけれど、その分、実のつき方が優美。いつのころから紫式部といわれたのでしょうか。千年前、紫式部が生まれた以前は何と呼ばれていたのでしょうか。品の良さが極まる白い実なのです。


12月3日の誕生花

【南天/なんてん】
花言葉:機知に富む

家の丑寅方向、つまり鬼門に植えるのがベスト。多少日陰でも丈夫に育つし、赤い実は裏庭を明るくもしてくれるのです。冬に盛んに実がなるのは、いかにも縁起が良さそう。難を転じる、という語呂合わせだけじゃありませんよ。


12月4日の誕生花

【衝羽根/つくばね】
花言葉:気が利いているね

山麓の林に生え、お正月の羽子板の羽根そっくりの形の実をつけるので、そのまま衝羽根と名付けられました。突羽根(つくばね)とも言い、羽子の木とも言われています。絶品京料理の飾りとしても出て来ますよ。品位と遊び心を兼ね備えた名役者といえましょう。


12月5日の誕生花

【厚葉君が代蘭/あつばきみがよらん】
花言葉:雄々しさ

初夏と初冬と2度花を咲かせる元気者。近づくものは鋭く尖った大きな葉に恐れをなしてしまいます。集団で群れ成す花帆は雄大。栄光とか立派とかいう意味のグロリオサという学名から、こんな立派な名前になりました。ユッカ蘭とも呼ばれています。


12月6日の誕生花

【石蕗/つわぶき】
花言葉:主役はあなたです

冬枯れの寂しくなった庭の足元を、明るくしてくれる黄花です。蕗の葉に似ているけど光沢のある葉なので、つやふきがツワブキとなったらしい。一隅を照らすその明るさは、年末が近づいたことを知らせる意味もあるのでしょう。目にしみるように美しい黄花です。


12月7日の誕生花

【山帰来/さんきらい】
花言葉:不屈の精神

初冬の野山を飾るのに、これほど優雅な花実は珍しい。つぶらな大きい赤い実は、ほっかりと温かそう。冬の茶花として好まれていますが、蔓性で棘があるため、青々しい季節には猿さえも引っかかって捕えられてしまうので、サルトリイバラという勇ましい名前もあるんです。


12月8日の誕生花

【山茶花/さざんか】
花言葉:頼りになって

茶の梅と書いてサザンカと読みます。山茶花とも書きます。椿と兄弟。どちらかと言うと日向に堂々と咲いて欲しいのがこちらでしょうか。当たり年ともなると目にも温かに咲き競う姿に感激。小春日和に相応しい見事さ。花びらが1枚ずつ散るのがサザンカ。花ごと散るのが椿と覚えましょう。


12月9日の誕生花

【青木/あおき】
花言葉:いつもと同じに

関東から西の山地の木下にいるのです。常緑樹。庭木としてもあるけれど、地味。ところが冬になるとなんとも美しい大きな赤い実を成らせます。葉の間に覗くチラリズムが庭の寒さと寂しさとを一気に救い上げてくれます。斑入りの葉もまた美しい。


12月10日の誕生花

【藪柑子/やぶこうじ】
花言葉:明日の幸福

南天、千両、万両そしてこの藪柑子。冬の庭を彩る赤い実達は、冬の心を浮き立たせてくれます。ことにこの藪柑子は、神出鬼没。夏に咲いた白い花が冬になると赤い実に変身。そのまま冬を越すのも縁起が良いとされているんです。地味だけれど冬にかかせぬスターです。


12月11日の誕生花

【侘助/わびすけ】
花言葉:本当に控えめ

椿はカメリアと呼ばれて西洋でもよく知られているんですが、この侘助系の椿は正味日本にだけある椿なんだそうで、実に不思議な品種なんです。しかし目立たずに冬枯れの中にひっそり咲いて、冬鳥達の集まっている姿はなんとも健気で可憐。


12月12日の誕生花

【冬苺/ふゆいちご】
花言葉:奇瑞

ショートケーキの主役である苺は、苺の中では大スター。しかし山地に生え、霜柱さえ立とうという時に鈴なりに実をならせ、野山の動物たちやたまに出没する人間を楽しませてくれるこの苺こそ真の大スターだと思うんですが。山の中で12月に実るんですよ。


12月13日の誕生花

【筏葛/いかだかずら(ブーゲンビリア)】
花言葉:裏表のない

生まれは南米。つまり南半球は四季が逆転しているのでこのブーゲンビリアなどは典型的な夏咲きの花なんですが、この派手で影一つない明快な花を好んだのは、南米人ばかりではなかったのでした。今では日本のお庭にだってたくさん咲いているんですが、これを筏葛と呼んだのは何故だかわかりません。


12月14日の誕生花

【橘の実/たちばなのみ】
花言葉:別格の

京都御所紫宸殿奥に植えられた右近の橘(左近の桜)は、栽培種で果実が大きいのです。初夏には白い花を咲かせ、冬の盛りに色鮮やかに実る、実に爽やかな凛とした日本特産樹。日本人はもっとこの木について知らなくてはいけません。樹木の中の日の丸といえましょう。


12月15日の誕生花

【薮椿/やぶつばき】
花言葉:自然なままに

雨水が溜まらぬように、ひたむきに咲くんです。花の奥に蜜線があって、鳥を喜ばせています。人にとっても甘い蜜。一輪丸ごと落下する潔さは良く知られています。山の中に咲く代表的な椿です。


12月16日の誕生花

【蜜柑/みかん】
花言葉:ひと時の潤い

暖地が大好き。もちろん冬に結実。瀬戸内海を背景にした蜜柑畑を思い浮かべる方も多い事でしょう。温州と書いてミカンと呼んだりもする鹿児島蜜柑は、日本の代表種。肌に良い皮は、干して刻まれて七味唐辛子の欠かせない具材になっています。皮まで香ばしいのですね。


12月17日の誕生花

【柾/まさき】
花言葉:果報者

よく垣根に使われるんですが、赤黄色の種皮をかざした美しい実がついている頃は、もうお正月近くなっていて、寒くて外出する人の目にもとまらないようです。本来は海岸が好き。あまり大きくはならないのに常緑樹ですから、海風をちょっとは防いでくれます。白い小花の満開と、たわわに実った実とをぜひ見て頂きたいですね。


12月18日の誕生花

【蜀紅山茶花/しょっこうさざんか】
花言葉:ぬくもり

白地に紅を差して、滲む紅色にうっとりさせられます。これを見る度に、冬も良いものだなあとしみじみ思わせてくれるでしょう。あまり高くはならないけれど、よく繁るので小鳥達のねぐらにされることがあるんです。冬の早朝、日が当たれば喧しいさえずりが木陰から聞こえて来ます。


12月19日の誕生花

【寒椿/かんつばき】
花言葉:ひるむ事なく

山茶花の園芸種。シシガシラとも呼ばれているタチ寒椿は、よく垣根などに使われていて、大抵サザンカと間違われているので、特定が難しい。とにかく名前の通り、寒くなればなるほど満開になっていく姿は、実に頼もしい。


12月20日の誕生花

【橙/だいだい】
花言葉:申し分のない

子々孫々まで代々喜ぶ、という縁起をかついで、正月飾りのてっぺんに用いられています。鏡餅にも松飾りにも橙色が光っています。この実は不思議にも収穫しないで放っておくと、次の年再び緑色になっていくんです。使ってもらえないとご機嫌が悪くなるんでしょうね。


12月21日の誕生花

【仏桑花/ぶっそうげ(ハイビスカス)】
花言葉:気取らない

芙蓉の仲間と言われれば、ふーんなるほど。ハワイに着くとこの花のレイを首からさげてくれたのは遠い昔。沖縄や奄美など、今が盛りです。アカバナーと呼ぶんだそうです。とにかく見る人を明るく幸せにしてしまう不思議な花。赤花だけでなく、橙色や黄色などもあって、とてもカラフル。


12月22日の誕生花

【柚子/ゆず】
花言葉:奥深い

柚酸とも書かれ、苦み走った酸味は良く知られていますね。鍋物に欠かせません。良い香りで冬至のお風呂を演出。寒空をバックに、目にしみるような鮮やかな黄色が忘れられないのです。収穫する時の棘の痛さは半端じゃありません。20年経ってやっと実ると言われている大器晩成型。


12月23日の誕生花

【極楽鳥花/ごくらくちょうか】
花言葉:全てを手に入れる

観葉植物としても人気が出て来ましたが、お日様に当てないと花は咲きません。ひとたび咲けば、その艶やかさに驚かされてしまうでしょう。何しろひとつの蕾から3つも4つも花がさいちゃうんです。羽ばたく鳥のよう。輝かしい未来に向かって飛び立つような美しさです。


12月24日の誕生花

【冬牡丹/ふゆぼたん】
花言葉:筋金入りの実力

寒牡丹とは別の種類だそうです。ゴールデンウイーク辺りに咲き揃う普通の牡丹を、特別な手間をかけて寒い時期に咲かせるんです。さすが百花の王だけあって、富貴の象徴を求める心はいつの時代でも強烈。手間を厭わぬ日本人ならではの工夫といえましょう。


12月25日の誕生花

【冬薔薇/ふゆばら】
花言葉:輝かしくも

古くからの園芸種。西洋薔薇は長い間改良され続けて来た複雑な品種。クイーンエリザベスとか、クリスチャンディオールとか、命名も気侭勝手。スーパースターなんていう名前も有名ですね。かと思えば、天津乙女などと凄い名前もあります。真冬にもある定番の花はこれ。


12月26日の誕生花

【万両/まんりょう】
花言葉:言祝ぎ

地面からすっくと立ち上がって、両手を広げるように葉を茂らせ、赤い実を沢山垂らす。まるで懐に抱いた宝物が、持ちきれずに溢れ出してしまっているみたいです。実は白いのもあって、これまたゴージャス。シロミノマンリョウというちょっと珍しいものです。


12月27日の誕生花

【芦/あし】
花言葉:仲睦まじく

枯れ芦にオシドリの番い。昔から定番の夫婦円満の縁起の良い取り合わせということで、よく掛け軸の絵になります。冬枯れの芦はなにやら寂しそうだけれど、波に揺れて日を浴びていると、ほのぼの温かさを感じさせてくれます。琵琶湖の冬景色など、見渡す限りの芦原のあまりの美しさに、立ち尽くしてしまいますよ。


12月28日の誕生花

【猩猩木/しょうじょうぼく(ポインセチア)】
花言葉:ありえない

花ではなく観葉植物なんですが、紅白揃うと大抵の花には劣らない華やぎを持っています。ポインセチアと言えばすぐ分かるんですが、暖地では路地でも十分育つようです。本場の熱帯では、5、6mの高い木になるそうですよ。


12月29日の誕生花

【大浜朴/おおはまぼう(ゆうな)】
花言葉:柔軟

屋久島や種子島、沖縄に、高さ10mにもなる大木なのに、お花は可憐。朝のうちは浅黄色なのに、夕暮れには薄橙色になって、1日でしぼんでしまう潔さ。ハイビスカスの親戚でもあります。秋篠宮家佳子様のお印として知られるようになりました。どこまでも明るい花です。


12月30日の誕生花

【先島芙蓉/さきしまふよう】
花言葉:香しい

世界広しといえども、九州の南、南西諸島のみに分布しています。日本固有種なんですが、知る人が少ない普通の白芙蓉が風車のように回転をはじめたような幻の芙蓉。見ていると動き出すようです。さらに露に濡れた姿は絶品。


12月31日の誕生花

【千両/せんりょう】
花言葉:恵まれた財運

正月花として欠かせないのがこれ。床の間の正月を飾るのはこの実あればこそ。花屋さんの稼ぎ頭でもあります。赤い実が主ですが、黄色もあり、まれに紫があるのです。万両は実が下向きにつき、千両は上向きにつくので、鳥が食べやすいんだとか。どちらが美味しいんでしょうね。




貰ってウレシイこのかわゆさ。



小箱の蓋を裏に重ねると、美しい額縁に!





メールまたはFaxでご注文下さい。

【メール】info@nihongaka.jp
【FAX】042-422-9690
※お電話でのご注文はお受けしておりません。


花カードは受注後、熟練のスタッフが一筆一筆心を込めて仕上げ、

約1週間から2週間でお客様のお手元にお届け致します。

また、花カードがより美しくお部屋に映えるよう

オリジナルデザインの額箱も合わせてご用意させて頂いております。

花言葉と共に、あなたの真心を大切な方へ!

お値段、5,000円 (送料込み)

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※額箱のデザインをご指定頂くことはできません。予めご了承下さい。

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