5月の日本の誕生花カード一覧


5月1日の誕生花

【稚児百合(ちごゆり)】
花言葉:飛躍

1センチから1.5センチくらいの小型の可愛い花をつけて、形は百合に似ているけれど大きさはまるで小さいのです。山麓に遅い春を招き寄せてくれます。星形に白い花が舞い飛んでいくような、小さいながらも力強い花姿です。
5月2日の誕生花

【鈴蘭(すずらん)】
花言葉:意識しない美しさ

パリでは毎年5月1日に鈴蘭祭りが催され、当日この花を贈ると贈る人にも受け取る人にも幸せが訪れると言う習慣が続いているそうです。名前もかわいい。花もかわいい。よく知られた人気者。
5月3日の誕生花(憲法記念日)

【姫空木(ひめうつぎ)】
花言葉:清らかで美しい

山地の岩上などに生え、白い星形の花がすずなりに咲く様子は壮観。清潔感に溢れ、五月晴れでも五月雨でもよく似合う花。近年庭木としても好まれるようになってきています。丈夫で毎年必ずよく咲くからでしょう。
5月4日の誕生花(みどりの日)

【牡丹(ぼたん)】
花言葉:王者の風格

花の王様。若い木ほど大輪を咲かせる傾向があります。花数で樹齢もわかる。午前10時頃が見頃で、白い大輪に薄紅の花芯が典型。その昔宮本武蔵を接待した吉野太夫が囲炉裏で牡丹の枝を燃やして寒中のもてなしをしたのでした。その炎の色は花の色そのものだったとか。
5月5日の誕生花(こどもの日)

【花菖蒲(はなしょうぶ)】
花言葉:嬉しい知らせ

湿地や水際が好き。改良されてたくさんの園芸品種があり、豪華な花ながら落ち着いた品位を備えて花ぶりから色彩まで多種多様。それぞれに素敵な固有名詞がついています。アヤメとカキツバタよりゴージャスと思っていれば、大抵見分けはつきます。
5月6日の誕生花

【木香茨(もっこうばら)】
花言葉:繁盛

急に気温が上がって、初夏を思わす日など、かすかな良い香りを放って生命感溢れる咲き方。成長して止まないエネルギーが込められているかのようです。秋篠宮佳子内親王様のお印として知られています。
5月7日の誕生花

【瑠璃二文字(るりふたもじ)】
花言葉:落ち着いた美しさ

瑠璃韮(にら)のことです。花韮と共に庭の隅に華麗に開花。昔「女房言葉」がよく使われていた平安時代、韮は美味しいけれど匂うので憚って韮の事を「二文字」と呼び交していました。それが花の名になったようです。ちなみにおでんも田楽におをつけた女房言葉です。
5月8日の誕生花

【芍薬(しゃくやく)】
花言葉:生まれついての幸運

昔から美人の形容に「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と言われていますが、芍薬は枝分かれしないまま、まっすぐに立っているからその美しい立ち姿を美人に準えたのでしょう。濃い紅色と白の花が知られています。牡丹より地味ですが、かえってそれを好む方も多いのです。
5月9日の誕生花

【石楠花(しゃくなげ)】
花言葉:女王

ツツジ族の中で最も豪華な花振り。山の花として知られ、ハクサンシャクナゲ、アズマシャクナゲなど種類も多く、清らかな山気の中で可憐に咲き競う姿は圧巻。中でも世界中の憧れ屋久島石楠花は、垂涎の的です。
5月10日の誕生花

【九輪草(くりんそう)】
花言葉:独創

一番大きな桜草。日本特産種です。かつては川のほとりや湿地にいくらでもあったと聞きますが、今や保護の必要な稀産植物とか。花が花茎に輪生して9層になるところから、五重塔のてっぺんについている九輪に見立ててこう呼ばれています。
5月11日の誕生花

【燕万年青(つばめおもと)】
花言葉:尊種

秋になる黒色に近い瑠璃色の実が燕の飛ぶ姿に似ているところから、万年青にそっくりな葉と共にこう呼ばれる事に。繊細で華麗。清潔感の塊のような小さな小さな日本原種の花です。
5月12日の誕生花

【躑躅(つつじ)】
花言葉:努力

英語圏ではサツキも含めてアザレアと総称されているのがツツジ。日本でも園芸種を含めるとサツキを加えなくとも300種は軽く越えるとか。日当たりの良いところに満開のツツジが咲いていると一気に日本庭園風になります。昔から大木にさせてそれを茶室の床柱などに使うことが空前絶後の贅沢だったそうです。
5月13日の誕生花

【山査子(さんざし)】
花言葉:希望

キリストの茨の冠はサンザシだったらしい。魔除けの霊力があるとされます。薬草になることでも知られるけれど、花は小さく群れ成すかわいさ。実も赤くて円満な形。地味だけれどなかなか素敵な花なのです。
5月14日の誕生花

【紫蘭(しらん)】
花言葉:向学心

草地に生える蘭は珍しい。赤紫の上品そのものの花は、名前と共に古くから愛されて来ました。流線型の大型の葉っぱとの取り合わせも好ましく、茶花などに使うととても格好良い。珍しく白いのもあるようです。
5月15日の誕生花

【藤(ふじ)】
花言葉:歓迎

古くから好まれる日本原産として有名な花。日本のエスタブリッシュメント藤原氏一族の花としての地位がそうさせたのか、寿命の長さ、繁殖力の強さから元来そうなのか、根強い植物で、山藤などが遠くから咲き競う姿も壮観。園芸種だと1センチでも長い花房が愛好されています。
5月16日の誕生花

【皐月(さつき)】
花言葉:共に栄える

園芸品種は数えきれないそうです。江戸時代町人文化のひとつとして皐月の栽培が大人気だったそうです。曙、万葉、絞り、青海波、花車などなど、素敵な名前を貰った園芸種もたくさんあります。五月晴れに最もよく似合う文字通りの花でしょう。
5月17日の誕生花

【杜若(かきつばた)】
花言葉:幸運

在原業平の八つ橋之図。大伴家持の万葉和歌など、古くから人々に親しまれ、詩にも読まれて来ました。花の汁を布にこすりつけて染めたので、書付花と言われてカキツバタと呼ばれるようになりました。青や青紫が多く、白もたまにありますが、菖蒲より葉っぱが広いのが特徴。
5月18日の誕生花

【文目/綾目(あやめ)】
花言葉:良き便り

いずれアヤメかカキツバタ、と言われ、優劣がつかないので有名。ただ言える事は、どれも似ていて皆美しい事。植物に興味の無い方は、皆アヤメにしてしまう傾向にあります。水辺の花と思いきや、実は草原の花。菖蒲とカキツバタは湿性が大好きです。
5月19日の誕生花

【浜茄子(はまなす)】
花言葉:素朴

甘酸っぱい味の実がなります。橙色ですごく硬いがジャムなどにするとなかなかの風味。海辺で良い香りと共に咲くのですが、細かいトゲがいっぱい。皇太子妃政子様のお印で有名です。ハマの梨、ハマナス、東北弁でなまったところからこの名前になりました。
5月20日の誕生花

【谷空木(たにうつぎ)】
花言葉:豊かな生活

主に日本海側深山のふもとの山野に生え、美しい渓谷周辺に群生する姿は艶やか。昔から人々の生活と深く関わって来た事が100を越える地方名のあることで知られます。しなだれて咲く花の盛りが見事なので、庭木や公園などに植栽されることも多くなりました。特に赤い花は、紅空木です。 
5月21日の誕生花

【紫八染(むらさきやしお)】
花言葉:道しるべ

深山を好み、山の遅い春にまるでネオンサインが灯っているくらいに目立って周囲を明るくする陽気な花です。透き通るような紅がかった紫が、上品そのもの。葉より咲きに花が咲いてしまうところは、染井吉野にも似ています。名前は染料に8回もつけて染めあげたような美しい色といった意味でしょうか。
5月22日の誕生花

【卯の花/空木(うのはな)】
花言葉:謙虚

茎の随が中空なので、空ろ木が変化して空木になったという説と、卯月に咲く花だから卯の花という2つの説があります。硬く腐りにくい材質の木で、高級な爪楊枝や木釘などに使われます。清潔、純白の花房が、誰にも好まれる初夏の木花です。
5月23日の誕生花

【蓮華躑躅(れんげつつじ)】
花言葉:堅実

高原に多く群生します。花の盛りはそれはそれは見事。赤やオレンジ色で温かく大らかで豊かな印象。躑躅の仲間でも山間が好きな種類です。いつも群れなしていて、単独では育たないのも好印象。
5月24日の誕生花

【黄菖蒲(きしょうぶ)】
花言葉:軽やかな足取り

古来、和の菖蒲に黄色い種類はなかったけれど、明治時代ヨーロッパから入って来たそうです。湿地、池、水路、小川などで群生する姿は遠目にもよく目立つ艶やかさ。蝶々が舞い競っているよう。軽快な美しさに誰もが見惚れてしまいます。
5月25日の誕生花

【朱鷺草(ときそう)】
花言葉:憧憬

朱鷺の羽根色になぞらえた美しい蘭。日当たりが好き。湿地が好き。日本らしい小さな蘭です。秘かな愛好者も多く、園芸種が発達していて、栽培も盛ん。長い地下茎で繋がって群生するところは、強靭な生命力を感じさせます。もちろん日本原種なのに、減り続けているのが残念。
5月26日の誕生花

【雪ノ下(ゆきのした)】
花言葉:満ち足りた生活

見過ごしてしまいがちだけれど、日陰の石垣とか、ちょっと湿りっけのある涼しげなところが好き。よく見るとその花姿の艶やかさは超一級。 村長(むらおさ)とか、長老と言われる知者の白い髭みたいに見えるんです。“何かワシに御用かな?お前が幸せになるようにワシの授かってきた知恵をミンナ教えてやろう”。 と。
5月27日の誕生花

【紫陽花(あじさい)】
花言葉:家族の絆

源順(みたもとのしたごう)が光源氏のモデルだということをご存知でしょうか。実在したこの大貴族が紫陽花の漢字をあてたと言われています。色が変わるので、移り気などとつまらぬ花言葉をつけた人は、大いに無責任だと思います。応変自在で花期の長いこと、日照りの続く陽気にも強く、もちろん長雨にも強い。冬枯れの頃にも、天然のドライフラワーとなって楽しませてくれる力量は、超一級品。園芸種も本当に増えましたね。
5月28日の誕生花

【野薊(のあざみ)】
花言葉:独立

園芸品種を除いても60種類近くもあるアザミは、美しいので近づいて手折るとトゲがあって痛い思いをするので、あざむかれたような興醒めしたようなところからアザム、アザミとつけられたらしい。春から夏にかけて低地から高地まで、赤紫の繊細な花房がいつも涼しげにたたずんで楽しませてくれます。
5月29日の誕生花

【舞鶴草(まいづるそう)】
花言葉:秘められた宝

針葉樹、緑樹の足元に群生。地下茎は3mに達するという珍しさ。それだけでなく、世界に3種類しかないのに、日本にはそのうちの2種があるという。「ヒメマイズルソウ」という本当の珍種。タンチョウが羽根を広げたような流麗な葉の姿からこの名がついたそうです。古くから知られた日本の名花なのです。実はタンチョウの頭のように赤くて綺麗。
5月30日の誕生花

【大文字草(だいもんじそう)】
花言葉:陽気な集い

一株ごとに花振りが少し変化します。が、ちょうど大の字に花弁が広がるところから、分かりやすくこの名前がつきました。岩陰のような場所に涼やかに咲く姿は、思わずほほえんでしまうくらい可愛らしい。好事家も多くの栽培種、変種があります。
5月31日の誕生花

【額紫陽花/八仙花(がくあじさい)】
花言葉:謙譲

紅額紫陽花、山紫陽花などから多数の園芸種が生まれ、墨田の花火は特に有名になりました。現在ではその改良種「ダンスパーティー」が生まれ、園芸種で溢れています。最盛期になると、赤みが出てくる品種が好まれ、シンプルで古来から親しまれて来た奥床しい八仙花は、少し隠れ気味。




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