2月1日の誕生花 【三色菫(さんしきすみれ)】 花言葉:深き思慮 パンジーのこと。すみれの園芸種。随分寒さに強く真冬にも盛んに咲いてくれます。 あんまり綺麗なので鳥に食べられてしまう事も。つぼみが下を向いていることから、パンセ(フランス語=物思い)と名付けられました。ビオラも似た種です が、そちらはヴァイオレット、から来た名前のようです。 |
2月2日の誕生花 【浅黄水仙(白フリージア)】 花言葉:あどけなさ 紅や紫系もありますが、香りの点からは白か黄色が素晴らしい!浅黄水仙と言う和名ですが、香雪蘭とも呼ばれています。蘭ではないのですがいかにもそんな 感じ。葉からするとあやめの姿に似ています。どんなに寒くても、うっとりする香りと共に咲きそろってくれるスグレモノ! |
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2月3日の誕生花 【節分草(せつぶんそう)】 花言葉:小さな紳士 カタクリが咲くより少し前、山中のひだまりの林の奥深く、密かに咲くのです。直系2センチくらいの白い花は文句無く綺麗。人気者になった昨今は、乱獲に 泣かされているのだとか。つい、つれて帰りたくなるんでしょうが、咲いている春だけ姿を現し、あとは見えなくなって、地下にもぐったまま、どこかへ行っ てしまうんです。 |
2月4日の誕生花 【梅(うめ)】 花言葉:恥じらい 立春。まさに一厘ほどの暖かさの字句どおり、まだまだ凍える時期なのに、どこからとも無く芳香が!うっとりして良く咲いてくれたものと、眺めるその吐く 息はまだ白い。まさに、梅花百金に値す。今年も春がやって来ます。白、紅、淡紅、枝垂れ、源平咲き等々、園芸種も豊富。 |
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2月5日の誕生花 【女竹(めだけ)】 花言葉:初心 すらりとして細く、何とはなしに女性を感じさせます。雪が積もると余計にそんな感じがする。高さ5メートル直径2・5cmくらいの小ぶり竹。団扇、筆、 笛、などの材料になるほか、静電気が起きにくいので竹刀として重宝されます。女竹の竹刀を何に使うかと言うと、金箔を自在に裁断するのに一番適している んです。鹿の皮をまな板のようにしてミリ単位の短冊にも切り取れるんですよ。 |
2月6日の誕生花 【野梅・内裏(やばい・だいり)】 花言葉:陽だまり 蕾がやや紅色でちょっと尖がった品種。淡く恥らうように上気したほの紅ひ花色が何とも雅やか。八重に咲くその外側が最も濃く、若枝まで紅色に染まって、 いったい何が恥ずかしいのやら…。シャイな日本人好みの床しい梅なんです。 |
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2月7日の誕生花 【淡紅梅・古金襴(たんこうばい・こきんらん)】 花言葉:いぶし銀の輝き 紅色の一重咲き。紅茶色のがく、がポイントになって、つぶらな瞳をパチパチまばたいてるみたいに咲くんです。たわわに鈴生りに咲く艶やかさは、まさに金 襴を思い起こさせてくれます。いにしえ人の憧れだったとか。 |
2月8日の誕生花 【紫三色菫(むらさきさんしきすみれ)】 花言葉:芯の強さ ビオラのこと。雪の下で越冬してしまう程寒さに強いんです。シェークスピアの“夏の夜の夢”と言う作品では、媚薬として使われ、寝ている間に花の汁をま ぶたに塗られると、目覚めたとき最初に見た人を愛する事になってしまうんです。愛の使者なんですね。 |
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2月9日の誕生花 【喇叭水仙(らっぱすいせん)】 花言葉:尊敬 黄色がつよいもの、薄黄色のもの、殆ど白いもの、花芯が珊瑚色のもの、ほんのり紫がかったもの、などなど、非常に品位溢れる沢山の変化種があります。あ まりの美しさに水にわが身を映して、その姿に恋してしまう??っていう話は、ホントなのかも。 |
2月10日の誕生花 【玉垣枝垂梅(たまがきしだれうめ)】 花言葉:清楚な豊かさ 風も無いのに、梅は香るのです。まして風があったらこの枝垂れ梅などは真っ先に見つけられてしまうでしょう。かぐわしい芳香。眼にも鮮やかな薄クレナイ の花弁。天から舞い降りてくる妖精達のようです。 |
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2月11日の誕生花 【紅梅・緋の司(こうばい・ひのつかさ)】 花言葉:芯まで暖かい 輝くような濃紅色、八重咲きの豪華版。枝の中まで赤いんですよ。品種の少ない紅梅の中でも指折の人気者。庭木としてこの種を持っている人は、少し自慢げ になってしまうのも無理はありません。 |
2月12日の誕生花 【姫踊子草(ひめおどりこそう)】 花言葉:いつも楽しげに 名付け親はなかなか粋な人でしょうね。道端や空き地、畑など案外ありふれた処に結構咲いているんです。が、ヒメ、踊り子、と言われたとたんに何か貴重な 種のように思われてきます。着飾ったダンサーが得意のポーズで取り澄ましているみたい。 |
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2月13日の誕生花 【白梅・月の桂(はくばい・つきのかつら)】 花言葉:すずしげな日常 枝は青く、花は純白と言うより少し緑がかっている、神秘的な白梅です。月光を浴びると真っ白く輝くなんて、素敵ですね。野梅の一種なんですが透き通った 美しいさのあまり、誰からも珍重されてしまうんです。 |
2月14日の誕生花 【日向水木(ひゅうがみずき)】 花言葉:出発 けっこう立派な花がぶらさがるようにひしめいて咲くんです。清々しい黄色。清潔感に溢れています。葉より先に花が咲くのですが、周囲を明るく照らしてく れるほどの輝き。土佐水木にちょっと似ていますがもっとゴージャス。天の逆矛のある、宮崎、天孫降臨の日向の地に産まれました。 |
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2月15日の誕生花 【麝香豌豆(じゃこうえんどう)/スイートピー 】 花言葉:ほのかな喜び 甘い豆?香りある豆?と言う意味の英語。ただし毒性があるらしく、おいしそうに見えるけれど口に入れてはなりません。けれど、食べてしまいたいくらい可 憐なんです。よく見ると繊細この上なく、デリケートそのもの。赤いスイートピー…って、歌の文句があるけれど、濃いピンクはあっても、残念ながら、赤い のは見たことがありません。 |
2月16日の誕生花 【桜草(さくらそう)】 花言葉:長続きする愛 木に咲く桜が地上に舞い降りて、小草から咲いてしまったような花姿。四方へ向けて一茎から幾つもの花を咲かすそのけなげさに、うっとりしてしまいます。 園芸種として沢山の品種も産まれています。各地で桜草展さえ催される程。春の地面を彩る人気者なんです。 |
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2月17日の誕生花 【鶯宿梅(おうしゅくばい) 】 花言葉:穢れなき極み 野梅の代表的白梅花です。鶯が宿る梅、なんていったい誰が名付けたのやら、なかなか粋な御仁がいるもの。太い枝のせいか、小鳥達も安心して戯れる事が出 来るのです。すみきった純白の花は、寒空に映えてヒトヒラの温もりを感じさせてくれるのです。 |
2月18日の誕生花 【紅梅・紅千鳥(こうばい・べにちどり)】 花言葉:なんて愛らしい 清少納言は枕草子で、“木の花は濃きも薄きも紅梅”と書いています。その強引な断定に彼女らしい潔さを感じますが、艶やかな紅梅、紅千鳥は“見上げた時 の空の青さが目にしみる”と言われて、つぶらな瞳のような五弁の花びらが実に凛として愛らしいのです。 |
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2月19日の誕生花 【雪柳(ゆきやなぎ) 】 花言葉:思い通り しなやかな枝に小さな白い花が群れるので、まるで雪が積もったかの様。枝垂れ咲きの晴れ晴れとした開花は春の訪れを高らかに謳いあげてくれるようです。 風に散る風情や、宵の薄暗がりの中に浮かび上がる姿も又素敵。たった一厘指してもお部屋を明るくしてしまいます。 |
2月20日の誕生花 【淡紅梅・東雲(たんこうばい・しののめ)】 花言葉:待ちに待った 紅梅系の代表格。曙のアカネに染まるような色合い。花芯ほど紅色が濃く、雄しべは強いピンク。近づいてみると五ベンのぷっくりした花びらが揃ってこちら を見詰めているようです。一重咲きの凛とした強さがひときわ印象深いのです。 |
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2月21日の誕生花 【蕗の薹(ふきのとう) 】 花言葉:目覚め 味覚で春を呼ぶこの植物。その“えぐみ”は、忘れえぬ味わい。雄株の花は花粉をつけるので茶色っぽく、雌株の花は白いんです。雄の蕗の薹は間もなく枯れ てしまい、雌の蕗の薹は70センチ位の丈に伸びる事も。スーパーで売っている栽培種の蕗の薹とはちょっと違って山気に満ち溢れているのです。 |
2月22日の誕生花 【馬酔木(あせび・あしび)】 花言葉:いつの間にか健気(けなげ)に 山地に春を告げる植物です。古くから人の暮らしに密接に繋がってきました。群生する赤や濃きピンクまで、房をなす花のかわいらしい美しさにうっとりする 人も多く、時に馬までうっとりしてしまうと言うので、この名前に。万葉集にもこの木をテーマとした名歌が、沢山あるんです。 |
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2月23日の誕生花 【柊南天(ひいらぎなんてん) 】 花言葉:深い考え 葉にとげがあって、ヒイラギに似ているし、初夏に稔る実は赤くは無いけれど南天のように鈴なりになる。だからこの名前なんでしょうか?おそらく難を転ず る南天と、魔よけのヒイラギと、両方の縁起を担いでくれそうな頼もしさをこの小樹に感じているからなんだと思います。キバナの美しさと、青紫の実の美し さとが、とても印象的です。 |
2月24日の誕生花 【ミモザ(ぎんようあかしあ・ふさあかしあ)】 花言葉:あなたは素敵です まだまだ寒い早春に、驚く程の球形の花がびっしり咲いていると、もう春の盛りかな?とうっかり思ってしまいます。銀葉アカシアとも言って葉が銀灰色をし ているので、黄色と銀色との取り合わせがびっくりするほど垢抜けているんです。ホントにおしゃれな木花です。 |
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2月25日の誕生花 【満作(まんさく) 】 花言葉:幸せの再来 春、他に先駆けて咲くので、先ず咲く花、、、マンズ咲く花 まんさく、、、ニナッテシマッタらしい。花が沢山付く為に、豊年満作から名付けられたとも 言われています。ちじれ方が面白い。踊り子の手足のよう。誰かに、くすぐられてるのかな? |
2月26日の誕生花 【春蘭(しゅんらん)】 花言葉:宇宙の神秘 乾燥した低山地の早春を飾る、輝かしい小草です。宇宙の縮図を見るようだ。と言った人が在りますが、ちょっとそんな気配もありますね。一茎一花。一見地 味なその姿を近づいてよく見れば、それはそれは、心地よい、清らかな透明感に酔いしれてしまう事でしょう。観賞用としても人気者です。 |
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2月27日の誕生花 【沈丁花(じんちょうげ) 】 花言葉:春風を誘う 春を呼ぶ香り。この芳香が忘れられない方も多い事でしょう。常緑樹で視覚的には花姿もそれほど目立たない地味な存在なのに、知らない人が少ないくらい香 りで有名ですね。沈香(じんこう)と丁子(ちょうじ)との香りに例えて、命名されたもののようです。毎年の春の到来を楽しみにさせてくれる大いなる存在 です。 |
2月28日の誕生花 【東菊(あずまぎく)】 花言葉:控えめな優しさ 日当たりが大好きで、素直で真っ直ぐな性格?です。自然の芝地に生えて、人工の芝地には生えてこないんだそうで。正直な性格?です。海沿いの潮風の強い 所とか山間の強い風が吹くところが好きで、粘り強い性格?です。とにかくその健気さに脱帽! |
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2月29日の誕生花 【土佐水木(とさみずき) 】 花言葉:いつも元気で 透き通ったレモンイェローの花が鈴生りに咲き誇ると、桜にも負けない明るささえ感じさせてくれます。よく見れば一花ずつお辞儀しているみたいな枝垂れ咲 き。まるで花ピアス?花カンザシの様です。輝くばかりの鮮やかさ。 |