2月 / 3月 / 4月 / 5月 / 6月 / 7月 / 8月 / 9月 / 10月 / 11月 / 12月
1月1日の誕生花 【若松/わかまつ】 花言葉:常若(とこわか) 木の公と書く松。丹精込めて育て上げた赤松や、海岸に生えて風雨に耐えている黒松、庭木として大切にされる五葉松など、色々な松があるけれど若葉はどれも瑞々しい。常に若くありたいのは万物共有の思いでしょう。常若の心こそ日本そのものです。 |
1月2日の誕生花 【真竹/まだけ】 花言葉:失う事のない節度 太く長い地下茎を地中に張り巡らし、竹の子が生えると一日に一メートル伸びるとも言われています。孟宗竹と違って、節が二重竹細工をするにはもってこい。物つくりのために、色々な素材を提供してくれるのです。勿論日本原産種。 |
||
1月3日の誕生花 【紅白梅/こうはくばい】 花言葉:澄み切った青空のよう 紅白は目出度いことの印。百花に先駆ける梅花が、その香りと共に紅白打ちそろう時、日本人はこの上ない目出度さを感じるものです。勿論、沢山花がさくほどに春が着実にやって参ります。風も無いのに良い香り。 |
1月4日の誕生花 【譲葉/ゆずりは】 花言葉:若返り 初夏に若葉が出ると、前年の葉がそれに譲るかの様に落葉するところから、この名前になりました。家督を継ぐとか相続するとか言う意味に受け止めて、とても縁起の良い木とされているんです。鏡餅の飾りに添える葉がこれ。新旧交代して常に新しいと言うのは、誰でも気持ちのよいものですからね。 |
||
1月5日の誕生花 【柏/かしわ】 花言葉:稀なる力 何といっても、秋にしみじみ紅葉したその後にも落葉せず、そのまま翌春の芽吹きまで枯葉がくっついているところが最大の特徴。代が途切れない事を貴重として昔から縁起の良い木とされてきました。緑に茂る様子も爽やか。柏餅の主役でもあります。北海道石狩砂丘には大きな海岸林があり、坊風力としても頼りにされているそうです。 |
1月6日の誕生花 【水仙/すいせん】 花言葉:優しい追憶 海岸に群生する姿が美しい。水辺に咲くので自らの姿を水に映すと言われて、ナルシズムの語源になっているとか。あまりの美しさに水鏡の中の自分の姿に恋焦がれるなんて、参りますねー。呆れるほどの美しさです。 |
||
1月7日の誕生花 【羽衣椿/はごろもつばき】 花言葉:奢らぬ優美さ 淡紅色の八重で蓮華咲きの大輪。江戸椿系の代表的名花です。天女の羽衣を思い浮かべる艶やかさを備え、花芯の控えめな優美さ。何といってもその透き通るような桃色が絶品。庭木としても切花としても魅力いっぱいです。 |
1月8日の誕生花 【福寿草/ふくじゅそう】 花言葉:招福 新年の床の間飾りにこの鉢物があればもう、完璧な和の世界。お目出度い名と共に昔から庶民の人気の的でした。雪国でこれが咲くのはもう少し後になりますが、春の陽だまりで心地よげに咲き誇る姿は一見の価値がありますね。 | ||
1月9日の誕生花 【都鳥/ツバキ(みやこどり)】 花言葉:慎み深い魅力 純白が何よりの特徴。八重の蓮華咲き。江戸ツバキの一つです。ちょっと頭を垂れるかのように大輪をつけるところが何か奥ゆかしさを感じさせます。蓮華咲きと言うのは木蓮の花形から呼ばれる咲き方。まさに白きツバキの代表格です。 |
1月10日の誕生花 【牡丹一華/ぼたんいちげ(アネモネ)】 花言葉:無邪気 まだ寒くて暗い庭を一片に明るくしてくれます。花一華とも言われればナルホド。一重、八重、菊咲き、赤、白、紫、藍色、と園芸種としても豊富なラインアップ。耐寒性が強く霜にもびくともしません、そんなに強いのに、これほど可愛いとは。人気があるのも当然です。 | ||
1月11日の誕生花 【蝋梅/ろうばい】 花言葉:床しさ 梅のような姿ではありませんが、香りは梅にも負けません。濃厚な馥郁たる香り。透き通った黄色の花びらが、寒空に映えて、目立つほどではないけれど、香りの良さに誘われて思わず見上げると、寒中を恐れずに咲き誇っているのです。 |
1月12日の誕生花 【乙女椿/おとめつばき】 花言葉:控えめ 八重紅の、薄き乙女の椿花、、、、。球体の整然と株分けしたような見事な造形なのに、冷たい感じがしないのは、柔らかくおっとりした桃色のせい。何とも素敵な名前をつけてもらった椿なのです。 | ||
1月13日の誕生花 【洋蘭/ようらん(シンビジューム)】 花言葉:品位 一茎一華の春ランの仲間なんだそうですが、花がこんなにいっぱい付くようになったのは、贈り物の王者になる為? お祝いに頂いたりお正月の室内に鉢植えがあると、何か得したような気分にさせてくれます。冬を代表するはなでもあります。 |
1月14日の誕生花 【霞草/かすみそう】 花言葉:初々しい 小米撫子と言う和名もあります。バラに添えられて人気者となって久しく、一年中花屋さんに出ているのですが、本当は地中海生まれ。そよ風に育てられて大きくなるといわれ涼風の中で、満天の星のように輝き咲くのです。 | ||
1月15日の誕生花 【大虹/つばき(おおにじ)】 花言葉:心の広い 八重咲きの紅色の中に白くたなびく雲のように斑がはいり極上の美しさを奏でてくれます。二重三重に重なる花弁は大輪の証。おおきさと言い、艶やかさと言い、まさに風格から言っても名前から言っても、椿の中の王者と言えるかもしれません。 |
1月16日の誕生花 【万年青/おもと】 花言葉:長寿 古典園芸植物って、ご存知ですか?昔から園芸の好きな人にこの上ない楽しみを提供してきた植物なんです。数え切れないほどの多用な品種があり、さらに個体差があり、今でも万年青連合会があって、珍種名株に話題が集まるとか。特に葉の状態、姿、柄の特徴などを指して“芸”と言うんだそうです。 | ||
1月17日の誕生花 【女王蘭/じょうおうらん(カトレア)】 花言葉:成熟した魅力 ようらんの女王。樹木に付着して暮らす、着生植物。切花として高級感溢れる姿は女性の憧れの的でもあります。コサージュの主役でもありますね。アンデス山中に原生する姿はそれは、見事なんですよ。 |
1月18の誕生花 【胡蝶蘭/こちょうらん】 花言葉:幸せが飛んでくる 3ヶ月くらい長い間咲いているとんでもなく、経済的な洋蘭。白やピンク、大輪も小輪も様々と種類があり、本来は熱帯の植物ですから寒さは苦手なんですが、丈夫なので、温室で調整されて一年中贈り物として役立っているんです。 | ||
1月19日の誕生花 【椿:大和錦/つばき:やまとにしき】 花言葉:変わらぬ誠 肥後椿と言って、かの熊本細川家で特に育種保存されてきた椿の系統があります。“清華枯淡の味わいの中に日本人の心を見る。んだそうデス。大輪で一重咲き。平らに開花します。華やかさと気品とを備えています。 |
1月20日の誕生花 【山茱萸/さんしゅゆ】 花言葉:気丈な愛 春黄金花(はるこがねばな)と言う別名があるように、まだまだ冷え込む早春に、梅と競うかのように魁の黄花そ咲かせます。春光を浴びたその姿に出会った人は一変にこの花の虜に。花が終われば忘れてしまうのに。 | ||
1月21日の誕生花 【矢竹/やたけ】 花言葉:静かな思念 細く真っ直ぐな棹のお陰で矢を作る大切な材になってきました。竹の皮が脱皮しないでくっついているのが愛らしい。和庭園の一隅を彩ってくれる笹でもあります。熊笹、千島笹、都笹などそれぞれに味わいがあるけれど何といっても凛として立っているのがこれ。“矢竹心の梓弓”です。 |
1月22日の誕生花 【浅黄水仙/あさぎすいせん(フリージア)】 花言葉:純なる潔さ 香りの良さは指折り。香雪蘭とも呼ばれると聞けば、なるほど。木枯らしが吹く頃に芽を出して、すくすく育ち、一番寒い時期に満開に咲くなんて、ホント凄い!説明は要りません。 | ||
1月23日の誕生花 【椿:岩根絞り/つばき:いわねしぼり】 花言葉:美徳そのもの ゴージャスな大輪。白と赤と一厘の中に混ざり合って、地が白なのか?赤なのか?分からないながら、どちらも美しい。もったいないくらい豪華な椿です。岩根絞りと言っても、園芸種が数々あって、たのしませてくれる種なんです。 |
1月24日の誕生花 【猫柳/ねこやなぎ】 花言葉:努力が報われる 川辺で生まれ、川辺で育つ。ビロードの、極上の毛皮みたいな花穂。他の柳より一足先に花を咲かせるので、春を告げる木と言われます。雄花と雌花とではちょっと違って、それぞれ咲くんですが、初夏に毛綿に包まれた種が飛んでいる事を知る人は少ないようです。 | ||
1月25日の誕生花 【松/おいまつ】 花言葉:深い智慧 長唄や常磐津、邦楽の三味線音曲にある定番、老松。能を基にしていていずれも格調高いものです。能の創始者世阿弥は、松の目出度さを主題としながら、翁寂びた老神を後シテに据え、のどかな春を称えつつ、荘重な舞と共に、スメラミコトの御世を寿ぐのです。 |
1月26日の誕生花 【雪椿/ゆきつばき】 花言葉:変わらぬ愛 雪国に自生していて、長く無名のままにされて来た品種なんです。ヤブ椿系とは違って枝がしなやかで雪折れがなく、雪にうずもれて越冬するために実に丈夫。雪に守られたほうが寒さも防げるんですね。いかにも素朴な風格があり、質実剛健そのもの。虚飾のない本物の美を備えています。 | ||
1月27日の誕生花 【黄梅/おうばい】 花言葉:慎み深き 早春葉に先立ち可憐なキバナが垂れ下がり咲くのを見ると、良くガンバッタナーと誰もがうなずいてしまうでしょう。底抜けに明るい黄色の花は寒さを吹き飛ばしてくれます。物言わぬ迎春花に乾杯! |
1月28日の誕生花 【黄水仙/きずいせん】 花言葉:感じやすい心 何しろ自ら水辺に咲き誇り、水にわが姿を映しては、うっとりしている訳ですから、黄色の花振りが赤く染まってしまうんではないかと思われますが、そうでもないようで、ただ、黄色がレモンイエローではなく、山吹系の黄色が多いようです。色の中で一番軽いのが黄色うっとり自分を眺めている間に、どこかへ飛んでいってしまいそう。 | ||
1月29日の誕生花 【寒緋桜/かんひざくら】 花言葉:魁 旧暦の正月あたりに咲く桜なので、元日桜などとも呼ばれています。ホントに咲くのか?桜がこの季節に?と言う頃に咲くんです。花は広がらずに濃いピンクをしなやかに垂れ下げて、近年有名になってきました。話題に良くのぼるようになった伊豆、河津桜は、この種と大島桜との交配種。下向きに咲くのは雪が降っても積もらないように?かな。 |
1月30日の誕生花 【寒牡丹/かんぼたん】 花言葉:必勝 二期咲きの牡丹を真冬に咲かすとは!さすが日本人。美しさを追求する事やまず、ですね。実は、牡丹と言うのはとても強い植物。水が無くとも、やせ地でも、驚くほど丈夫なんです。コモを被せ、寒さから守ってやれば、その真心に応えちゃうところがスゴイ。わらで作った雪囲いを羽織って、いよいよ開花です。 | ||
1月31日の誕生花 【雛侘助/ひなわびすけ】 花言葉:愛らしき 侘び助なんて、気の利いた名前を付けたのはきっと第一級の風流人であったろうと思われます。普通は白いのですが、変化して桃色のものを特別に、雛侘助、と呼ぶのです。花芯がちょっと赤い種が、ちょっと有名になった小蝶。他にも太郎冠者とか、西王母とか、洒落た名が園芸種につけられています。世界に類の無い極めつけの椿なのです。 |